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セミナー講師からのメッセージ

はじめに

1138758_image_1.jpg皆様こんにちは。株式会社エグゼメディカル代表取締役の高山豊明です。
弊社ではこの度「IT社長のための医療業界に参入して収益の柱をつくるセミナー」を開催させていただく運びとなりました。

この「IT社長のための医療業界に参入して収益の柱をつくるセミナー」ですが、現在、そして今後注目される医療業界の注目分野を取り上げ、それぞれ参入のための具体的な方法を解説させていただきます。

セミナー第一弾では、今国内外で注目されている「メディカル・ツーリズム」を取り上げます。

このセミナーでお伝えすること

本セミナーでは、斯様な日本のメディカル・ツーリズムの現状を解説し、IT企業がそこへどう参入し、どのように新たな収益の柱を得るかを解説いたします。また、実際に参入している企業をケーススタディし、皆様の新事業発案の参考としていただきます。

日本のメディカル・ツーリズムは生まれたの乳児のような産業です。先行者が存在しない、少ないところは、戦後生まれたいくつもの新産業と様相を同じくしていると思います。新産業とはいつの時代も常にそのようなものなのでしょう。

先行者も教科書もない世界では、そこへいち早く参入して業界のプレーヤーとなり、誰よりも早く経験して誰よりも数多く切磋琢磨する企業が生き残るのでしょう。

そして、生き残った企業は、新たな収益の柱と、業界全体の成長から自社も成長すると言う恩恵を受ける事になるのです。

医療業界に詳しくない、あるいは医療業界についてほとんど何も知らないという方でも参加大歓迎いたします。新しい業界は、ほとんど常に外部からの新参者が築くものです。

当日会場で皆様とお会いできることを楽しみにしています。


メディカル・ツーリズムとは?

ビジット・ジャパン戦略で、観光客が初の1,200万人突破、急成長市場です

成長市場として大注目されている新しいマーケット

皆様は「メディカル・ツーリズム」という言葉をご存じですか?

メディカル・ツーリズム(Medical Tourism)とは医療観光または医療ツーリズムと訳されますが、自分が居住する国以外の国で医療サービスを受ける事を意味します。

例えば、日本人が日本ではなくアメリカへ行ってアメリカで医療サービスを受けることがメディカル・ツーリズムです。

ツーリズムと言うことから観光という側面も含みますが、基本的には外国人が自国以外で医療サービスを受けることがメディカル・ツーリズムの広義な意味です。

今回のセミナーは、外国から日本へやって来る訪日客を対象にしたメディカル・ツーリズム、いわばインバウンド・メディカル・ツーリズムと、それに関連するIT事業の可能性について解説をさせていただきます。

メディカル・ツーリズムの基本

MedicalTourism.jpgメディカル・ツーリズムの概念と仕組は古くから存在しますが、メディカル・ツーリズムが脚光を浴び始めたのは、アメリカ人によるメディカル・ツーリズムが盛り上がりを見せ始めたここ最近の事です。

ご周知の通り、アメリカの医療制度は民間医療保険が主体で、高リスクの被保険者、特に高度医療を必要とする難病を抱える被保険者に対する医療コストは膨大になっています。

国民の五人に一人が無保険者という国でもあり、国全体の医療コストも膨張を続けています。アメリカの医療は高度先端医療が高コスト化し、一方で高コスト被保険者の医療へのアクセスを制限することで全体のバランスを確保するという、大変いびつな形になっています。

そうしたアメリカの実情に対し、インドやタイなどの新興国で、アメリカ人専用の病院が建て始められました。

後発と言う新興国の強みを活かし、高度医療機器や検査機器も備え、入院施設も整備して英語を話す医療スタッフを揃えた「アメリカ人専用病院」にはアメリカから患者がかけつけるようになりました。

アメリカからインドまでの旅費を負担し、現地での医療コストや滞在コストを支払ってもアメリカでかかる医療コストよりも安くおさまるからです。

ある調査によると、アメリカ人のメディカル・ツーリズムによる国外旅行者数は、2006年までに15万人に達したそうです。

今では、インドはアメリカから相当数の「医療難民」を受け入れる一方、アメリカの民間医療保険の中にもインドでの医療受診をオプションに組み入れたものが登場するなど、メディカル・ツーリズムが極めて一般的になってきています。

Wikipediaより
医療観光は成長市場として注目され、経済産業省や観光庁が調査を始めました。外国人患者の誘致に積極的な病院も出てきた。
旅行業界も注目し、JTB、日本旅行、南海旅行はPET検診ツアーの販売を始め、JTBは医療観光を専門に手がける部署のジャパンメディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)を設立。
医療関係業界も注目し、東証一部上場企業シップヘルスケアホールディングス株式会社のグループ企業の株式会社札幌メディカルコーポレーションは、メディカルツーリズム・ジャパン株式会社 (当時はメディカルツーリズム北海道株式会社)を設立し、健康診断・治療の医療コーディネートを始めています。
日本政策投資銀行によれば、2020 年時点の潜在需要として年間43万人程度の需要が潜在的にあるとみらる。観光を含む市場規模は約5,500億円、経済波及効果は約2,800億円と試算されています。


医療業界への新規参入って難しい?

今、医療のIT化は国家プロジェクトの一つです

業界のことを知っている人にとっては大きなチャンス

1.bmp戦ったことのない業界へ参入するには大きなエネルギーが必要となります。 ましてや医療業界と聞くと、参入障壁がとても高く感じるのではないでしょうか?
例えば、業界独特の商習慣、法規制、時間的制約、クレーム対応への懸念、なによりも意思決定権者へのアプローチの難しさ。他業界と比べて圧倒的な営業効率の悪さが、新規参入の障壁として高くそびえ立っているようです。

しかし、私たちはそうは思いません。知らない業界であっても、業界の成り立ちや現場の真のニーズを把握し、正しい販売網を構築することができれば、高いと思われた参入障壁を低くすることができ、他業界では得られない安定した収益を確保することが可能なのです。

私たちは、医療業界へ新規参入を目指す貴社のために、日々、リソースを徹底して磨き、有益な情報をご提供しています。

メディカル・ツーリズムの市場規模

ある調査によると、メディカル・ツーリズムの市場規模は、全世界で200億ドル(約2兆3千億円)と見込まれ、今後数年で倍増すると言われています。

アメリカからの医療難民を受け入れているインドやタイ以外にも、メディカル・ツーリズムを自国のビジネスとして始める国が出てきました。

例えばお隣の国、韓国です。韓国と言えば整形手術が世界的に有名ですが、その整形手術を受ける患者を近隣諸国から受け入れています。

韓国内の施術医療機関をアレンジする会社が増加し、受け入れ側の医療機関も中国語や日本語を話すスタッフを用意するなど、受け入れ体制を整えています。

また、シンガポールは2003年にシンガポール医療構想というキャンペーンに予算を投じ、自国の医療サービスを海外にPR、海外からの患者獲得に力を入れています。

シンガポールは海外からの患者年間100万人受け入れを目標に掲げ、医療ハブ国家立国を目指しています。

タイもメディカル・ツーリズムに積極的です。過去の通貨危機時に自国資源を医療に集中してメディカル・ツーリズムを勃興させ、今では世界有数のメディカル・ツーリズム大国となっています。

タイはまた、性転換手術が受けられる世界有数の国ともなっており、世界中から性転換手術希望者を受け入れています。

以上のように、メディカル・ツーリズムは世界的な拡がりを見せ、市場もそぞろに拡大しつつあります。

そして、遅ればせながら日本も、そのトレンドに乗ろうとようやくスタート地点に着いたのです。

日本のメディカル・ツーリズム

1102_02.gif日本は、将来の年間訪日客数を三千万人とする「ビジットジャパン戦略」を掲げ、そのための各種の施策を打ち出し始めています。

昨年度、訪日客数が念願の一千人を突破しました。ビジットジャパン戦略やクールジャパン戦略の布石により、日本へやってくる外国人の数は、今後右肩上がりで増加することは間違いありません。

そのトレンドに、日本のメディカル・ツーリズムも乗ろうとしています。

旅行業大手JTBはメディカル・ツーリズム専門会社を設立し、海外からのメディカル・ツーリストの獲得に動き始めています。

また、シップヘルスケアホールディングス株式会社もメディカルツーリズム・ジャパン株式会社を設立し、外国人訪日客の健康診断・治療の医療コーディネートを始めています。

実際の訪日客を受け入れる医療機関の中にも体制を整えるところが出始めています。

日本政策投資銀行は、2020年時点の潜在需要として年間43万人程度の需要が潜在的にあるとし、観光を含むメディカル・ツーリズムの市場規模を約5,500億円、経済波及効果を約2,800億円と試算しています。


何が収益の柱となるか?

このような状況の中、あるいは今後、IT企業にとってどのようなビジネスチャンスが見込めるのでしょうか?また、何が収益の柱となるのでしょうか?

切り口はいくつもあると思います。

メディカル・ツーリズムは医療サービスを受けたい外国人患者と、それを受け入れる日本の医療機関のマッチングから始まります。人と人をマッチングさせる時点でITへの需要は生じています。

それをどのように実現するか、IT企業の知恵が求められます。

外国人患者が来日してからもビジネスシーズは見つかりそうです。

まずは言葉の問題。意志疎通を確実に行うためのテクニカルなニーズがあります。

これをどのようにサポートするか、IT企業の知恵が求められます。

実際に医療サービスを受ける時にもビジネスシーズはありそうです。

医師と患者とのコミュニケーション、プロセス管理等々サポートが求められる領域が少なくありません。

そうしたサポートをどのように提供するか、IT企業の知恵が求められます。

言うなれば、メディカル・ツーリズムという勃興期の産業において次々と芽を出すビジネスシーズに、肥料なり水なりを加えつつ自分のアイデアと経験蓄積をもってひとつの新たなビジネスに育てて行くプロセスが、いくつも台頭する素地があるということなのです。


セミナー講師の紹介

特にIT企業の新規参入、営業支援プロジェクトが増えています

新規参入のお手伝いをしています

私は2001年に大学卒業後、日本フォームサービス株式会社に入社し、病院のベッドサイドテレビ用アームや歯科医院のデジタルレントゲン用ディスプレイアームの販売の仕事を行っていました。

同社にて商品企画・営業推進に従事した後、2005年に病院向けフリーマガジンを発行している株式会社オアシスに転職しました。同社にて設置先病院の開拓、サービス企画、患者会員化事業などの仕事を行ってきました。

続く2007年に医療ITベンチャーのエムエムホールディングス株式会社(現、日本メディカルビジネス)の子会社にて取締役を務め、2009年株式会社エグゼメディカルを設立いたしました。

大学卒業から今日まで、医療関係の会社で主に営業を中心にキャリアを築いてまいりました。その間に培ったノウハウをもとに現在は企業の医療業界への参入のお手伝いをさせていただいております。

セミナー概要

IT社長のための医療業界に参入して第2の収益の柱をつくるセミナー

「メディカル・ツーリズムの研究・事例紹介」

【講師】
株式会社エグゼメディカル 代表取締役 高山豊明

【セミナープログラム】
○マクロな視点
・メディカル・ツーリズムの定義
・メディカル・ツーリズムの歴史
・海外の現状
・日本の実情
・市場規模の将来予測

○ミクロな視点
・メディカル・ツーリズムを実施している事例
 (病院・健診施設)

○ビジネスチャンスはどこにあるか?
・派生して出てくるビジネス

○実際に展開している会社の事例
・事例1 なぜ成功しているか
・事例2
・事例3

○あなたが参入するには?
・成功者に共通する大事なポイント

【日程】
2014年12月5日(金)13:30~16:00

【場所】
新宿南口セミナールーム(詳細は申込者にメールでお伝えします)

【受講料】
10,000円+税

【お支払方法】
事前お振込み or クレジット決済 お申込みはこちら